工場勤務

【体験談】工場検査員5年の僕が検査がきついと感じる瞬間8つ紹介

自己紹介
名前:タカ
専門:無在庫物販
肩書き:工場勤務リーマン 約5年前から楽だと思っていた工場に勤務するも残業が嫌いすぎて会社をやめるためにブログを開始。開始6ヶ月で月収17万円稼げ、その1年後には月80万PV達成するも一生ブログを書き続けなければいけないことを悟り挫折。ネットビジネスで騙され、挫折を繰り返し現在へ。相変わらず5年前から同じ工場に勤務しているが、今のままの人生は嫌だと再びブログへ。また失敗し再起を掛け、ネットビジネス最後と意気込み無在庫物販へ。月を重ねるごとに収益も上がっていき本業月収を軽く超える副収入ゲットにリーチ状態。
自由を手に入れるために戦ってきた物語を読んでみる。

最近工場検査員の求人をよくみませんか。工場で働こうと思っていても「工場の検査員がどんな仕事をしているか分からない」「きついって声もあるけど大丈夫なのか」気になりますよね。

僕も工場で働く際に検査員は何をするのか全く分からないまま入りました。

現在では5年ほど検査員として勤務しているため、ある程度は工場の検査についてはわかるようになりました。

検査としても種類が多いので僕の関われている範囲で書いていきます。

本記事では、5年間工場の検査員として働いて生きている僕が実体験をもとに書いていきますので、「これから工場の検査員として働こうと考えている方」「工場の検査員できつい作業があるのか気になっている方」に参考になる記事になっています。

工場検査の仕事内容

僕の工場の検査には3種類の検査工程と工程外の対応があります。

  • 目視検査
  • 寸法検査
  • 非破壊検査
  • イレギュラー対応

イレギュラー対応については、3つの種類の検査のどれかひとつで対応できるので、種類としてはカウントしていません。

この中で僕が関わっている検査は、「目視検査」「寸法検査」になります。

「非破壊検査」についてはやったことがないため詳しくは書けませんが、「非破壊検査」をやったことのある同僚の話を参考に書いていきます。

目視検査

目視検査は、目視や触診で製品の外部、内部に目視、触診で分かるような不具合があるかを検査するものです。

少しでも違和感があれば、拡大鏡を使って確認したり、アリコナ(不具合部の形状を測定できる機械)を使って疑義の確認を行います。

一度不具合が見つかると、不具合内容(機械加工後などが原因)によっては立て続けに同じ不具合内容で不具合製品として発見されることが特徴的です。

寸法検査

寸法検査は、三次元測定機に製品を置いて測定する箇所とノギス、マイクロメーターなど寸法を測定できる器具を使って手動で確認する検査に分かれてきます。

三次元測定機は、一度プログラムを設定しておけば、同じ製品の同じ部分は簡単に測定できるのが特徴で、僕の扱っている製品で最長の測定時間は13時間を超えるものもあります。

しかし、自動測定してくれる良い面だけでなく、自動では測定できない箇所が製品によっては出てきます。

このような場所に関しては、手動で測定していくしかないので、ノギスやマイクロメーターなどの測定器具を使って測定していきます。

非破壊検査

非破壊検索に関しては、僕には経験がないので同僚に聞いた内容になります。

まず、製品に液体を染み込ませ、液体を拭き取った後に暗闇で特殊なライトで照らすみたいです。その際に、緑色に光る部分に傷があるということになるそうです。

この方法で製品の内部に空洞がないか、細かい傷がないかなど確認します。

イレギュラー対応

イレギュラー対応は、上記3つの検査工程内で見つかった不具合製品の対応他の職場で見つかった不具合の確認対応など、普通の工程内ではやることのない対応になってきます。

普通の製品は「加工命令書」という工程の順番が書いてある資料に沿って工程を進めていきますが、不具合製品に関しては、「再加工票」という不具合部を修正する工程資料が作成されます。

再加工票の中に入っている検査工程もイレギュラー対応になってくると思います。

工場検査のきついところ

実際に5年間僕が工場の検査員として作業してきて、きついと思ったことをまとめていきたいと思います。

僕自身が関わってきた作業は「目視検査」「寸法検査」「イレギュラー対応」になってきますので、こちらについては僕の体験談をもとに書いていきます。

非破壊検査に関しては、同僚の話を参考に書いていきます。

目視検査

目視検査できついと思うところは2つです。

  1. 目が疲れる
  2. 眠くなってくる

目が疲れる

目視検査の場合、「2000lx以上の明るさにすること」などの規定が定められています。

【参考】

屋外・快晴 1000,000lx
屋外・曇天 30,000lx
手術台 20,000lx
野球場(内外野) 2,000lx
サッカースタジアム 1400lx
パチンコ店内 1000lx
百貨店売り場 500〜700lx
街灯火 50〜100lx
満月の光 0.2lx
星あかりのみの夜 0.02lx
闇夜 0.007lx

引用:産業総合研究所

製品にハンドライトで直接ライトを当てるため反射してきます。

目視検査時間が短ければ目が疲れることはないですが、一日中目視検査をすることもあります。その場合、目に強い光をずっと浴びていることになるのでかなり疲れます。

特に検査員として最初の頃は慣れていないため、眩しくて製品の傷が見えないほど反射しています。

慣れるまでも大変ですし、集中力もいるためかなり疲れてきます。

眠くなってくる

僕の工場では、大きめの製品を扱っているため、1つの製品の目視検査に1時間ほどかかってきます。

その際にあまり動くこともなく、製品を動かしているだけなので、眠くなってきます。

特に夜勤の朝方に目視検査をするのはしんどいです。

眠気に耐えながら目視検査をしていますが、不具合を見落とすわけにもいかないので死に物狂いで目を開けてます。

寸法検査

寸法検査のきついと思うところも2つになります。

  1. 力仕事がある
  2. 体力仕事がある

2つとも寸法検査には関係ないように感じますが、僕の職場ではこの2つがきつい部分になってくるので参考にしてください。

力仕事がある

僕の工場では、基本的に15kgまでは1人で持ってもいいということになっていますが、実際には40kg近くの重さの製品まで1人で持つようになっています。

40kgの製品を持つことは一瞬ですが、かなり重いです。

また腰を痛める原因にもなりかねないので、ここはきついところの1つでもあります。

最近は2人で作業することも多くなってきていますが、まだまだ1人作業でやることが多いのが現状です。

体力仕事がある

寸法検査の場合、三次元測定機に製品を載せる作業が出てきます。僕の職場では、5台三次元測定機が置いてありますが、1人で2台〜3台を担当します。

自動測定してくれる便利な機械とはいえ、測定時間がバラバラです。

短いもので5分程度、長いもので13時間となっています。

それぞれ5段ほどの階段を上り降りしながら製品の載せ替えをしなくてはいけないので、3台とも自動測定時間5分の製品を測定している場合、ひたすら動き続けなければダメになります。

僕たち検査員は、「沼にハマった」と表現していますが、「沼にハマった」状態に陥ると体力もかなり使うので、キツくなってきます。載せ替える製品の重さも30kg程度はあるので・・。

非破壊検査、浸透探傷検査

同僚の話によると、楽しく仕事をしているかたも多いそうです。

しかし、冬や真夏の時期になると、冷暖房をつけることのない環境なので、冬は寒いし夏は汗だくという状況になります。

ここが唯一きついと言っていました。

ちなみに、「目視検査」「寸法検査」のエリアは常に室温20度に保たれているので、快適です。

イレギュラー対応

工場の検査員として、イレギュラー対応できついと感じることは3つです。

  1. 他職場の不具合で残業
  2. 再加工工程で残業
  3. 緊急品対応で残業

僕は基本的に残業が嫌いで、定時で帰りたいです。

なので残業が好きな方にとっては特にきついと感じることでもないかもしれません。

他職場の不具合で残業

他職場で発生した不具合や見つかった不具合に関しては、基本的には不具合部の寸法を測定しないといけません。

不具合部の寸法を測定することで、再加工をする際の修正する範囲の目安になってきます。

この測定対応を任されることでの残業が僕としてはとてもきついです。

僕としては、測定方法を各職場に教えて見つけた職場ごとに寸法を測定してくれると助かるとは思っていますが、なかなか思い通りにはいかないんですね。

再加工工程での残業

基本的に「目視検査」「寸法検査」は製品の工程の最終行程になります。

これは再加工票でも同じで、この再加工票での残業もきついです。

本来なら不具合なく流動している製品で、再加工工程もないです。

本来ないはずの工程を残業して終わらせないとダメという考え方に僕は反対です。

不具合部の修正後の検査がほとんどですが、すぐに終わることもないため、サービス残業に入ることもあります。この辺り僕にはあまり理解できない感じです。

緊急製品対応

緊急製品の対応ですが、基本的には本日の勤務中に製品を完成させてほしいというお願いです。

上でも書いていますが、工程の一番最後は「目視検査」「寸法検査」がきます。

緊急製品が流動してくるまでにどれだけ暇でもその製品を終わらせるまでは帰ることができません。

この状況は僕としてはとてもキツく辛いです。

緊急製品が発生するのも、製品の不具合発生が立て続けに続いている場合が多く、納期に遅れそうになっているからです。

僕も会社に属している以上従いますが、正直かなりいやです。

まとめ

5年間工場検査員として働いてきついと感じたことをおさらいします。

目視検査

  1. 目が疲れる
  2. 眠くなってくる

寸法検査

  1. 力仕事がある
  2. 体力仕事がある

非破壊検査

  1. 冷暖房がない

イレギュラー対応

  1. 他職場の不具合で残業
  2. 再加工工程で残業
  3. 緊急品対応で残業

僕が経験していること7つと同僚からの経験1つで紹介させていただきました。

僕の職場ならではのきつい部分もありますが、イレギュラー対応などはどこの工場の検査員でも同じだと思います。

ぜひ参考にしてみてください。




どうも、タカです!

てか、誰やねん!って聞こえてきたので、
簡単に自己紹介します。

僕は、生まれも育ちもずっと関西育ちの工場勤務マン。
ブログで月80万PV&月収17万円達成した過去がありますが
一生記事を書き続けないといけないのが嫌で挫折。

ノウハウコレクターの期間を経て現在は、

無在庫物販というビジネスに取り組み
本業月収を軽く超える副業収入を手に入れる一歩手前
収益が増え続ける仕組みを構築中です。


ストレスない働き方が目標です!

たいして何の取り柄もない、
楽をしていきたいダメダメ人間ですが、
そんな僕でも成果は出ています。

あとは仕組みを作るだけです。

正直、やったら誰でもできると思います。

僕がどうやって稼げたのか、
どのように仕組みを構築しているのか、
下記の記事で公開しています。

自由を手に入れるために戦ってきた物語を読んでみる。